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シャネルやフェンディなど名高いブランドから選ばれ世界のランウェイを彩るへアデザイナーとして活躍している加茂克也氏の作品やアトリエイメージを展示した ’加茂克也展「100 HEAD PIECES」 ~世界のランウェイで異彩を放つ、日本人ヘアデザイナーの脳内世界’(ラフォーレミュージアム原宿) を先日観覧してきました。
僕たちが行った日は会期中最後の火曜日だということもあって(そしてたぶん前日にいくつか大きな美容イベントが開催されたこともあって)、全国から集まったのだろう美容師らしき観覧者が大勢いました。携帯カメラでの撮影のみOKだったのでみなさん熱心に作品を写真におさめていました。
ヘアデザインと言っても普段僕らがゲストの皆さんのヘアスタイルをデザインさせていただいているサロンワークとは少し異る世界。
ファッションショーやシューティングなどで使用するようなアーティスティックなヘッドピースが主役で、その一回性のヘッドピースを製作するための作業過程が想像できるスクラップブックやポラロイドブックなどの参考資料やアトリエの再現空間、また実際のショーの映像やプライベートに製作されたオブジェなど、加茂氏のヘアデザインに対する情熱の化身ともいえる作品がところせましと展示されていました。
展示会のタイトルにあるようにヘッドピースだけでも100点、オブジェが約70点、そのほかを含めると約200点もの創作物の数々。
そのひとつひとつが、イメージを表現するための無数のアイデアとそれを実現するための細かい手作業の積み重ねの集合体で、その情熱に圧巻されてしまいました。
こういう強い情熱を前にしたときいつも思い知らされるのですが、
いまこの手でできることが全てに繋がっている、ということ。
忙しい毎日のなかで何かを言い訳にして諦めかけていたことに気付かされ胸をつきます。
できることをやらずして何を為す、と自分を叱咤して気持ちをひきしめ気持ち新たに頑張りたくなる、そんな瞬間です。
こちらの展示会は今月18日まで、ラフォーレ原宿6Fで開催されています。
11:00~20:00で会期中無休、入場料は500円、ととても入りやすい展示会になっていますので
ご興味のあるかた、お時間のあるかたはぜひ!
開催期間が残りわずかなので観たいけど観に行けない!というかたへは、会場で販売されていた作品集を買って帰ってきましたので、DEF-LIMITED 荒井までお気軽にお声かけください。芸術の秋、一緒に満喫しましょう!^^