BLOG
カットトレーニング
DEF CUTZ のSHOUICHI です。
先日あるゲストさまからスタイリストとアシスタントの違いを聞かれました。
そのかたのイメージとしては、スタイリスト＝理美容師の免許を持っている人、で
アシスタント＝免許取得前の人、そんなふうな区分だと思っていたんだそうです。
実際はというと、スタイリストやアシスタントに資格などの明確な定義づけは無いので、
各サロンの基準に委ねられていることがほとんどです。
ただし、国家資格である理美容師の免許なしに技術サービスを行うことはできませんので、
技術アシスタント＝理美容師免許取得前の人、というイメージだけは×ということになりますね。
理美容師はアシスタントと呼ばれるスタッフであっても、国家試験に合格した免許取得者。
免許取得に必要な知識も技術も備えた状態で、各サロンへ就職していますのでご安心くださいね！
ちなみに弊社サロンでは、技術者として採用されたスタッフ全員に
弊社独自の教育カリキュラムにのっとってトレーニングを行ってもらい、
およそ数十項目のずつある課題をクリアするごとに技術＆筆記試験が行われ、
試験に合格するごとにアシスタントレベルが１ランクアップ、
アシスタントの最高ランクをクリアするとスタイリスト試験へむけた
新たなトレーニング課題にチャレンジしてもらうことになっています。
スタイリスト試験もアシスタントと同様にランクアップ制になっていて
スタイリスト最終試験に合格するとサロンワーク上のスタイリストという肩書に昇格します。
今回は、そんなDEF CUTZの教育カリキュラムの中で、
現在スタイリスト昇格に向けて日々カットトレーニングに勤しんでいる、
湯田のトレーニング中の様子を少しご紹介したいと思います。
たとえトレーニングでも、対人でのカットをするにあたって一番大切なのはゲストとのイメージ共有。
まずはゲスト役のカットモデルさんのご要望をしっかり伺ってからスタートします。
頭の骨格や髪質を確認し、カットモデルさんのイメージするヘアスタイルを
どのように具体化するかブラッシュアップ。
その仕上がりイメージを今度はカットモデルさんに逆共有していただけるようにしっかり説明します。
ヘアスタイルのイメージ共有がしっかりできたら、今度は
ヘアスタイルのデッサンを頭の中に起こして、ダイヤグラム(ヘアスタイルの設計図)として描き出します。
ダイヤグラムを描くことは、ヘアスタイルの構造をしっかり分析して、
そのスタイルをイメージどおりに具体化するにはどのようにカットしたらよいかを決定し、
カットする上での道しるべとなる重要なプロセスになるので、とても大切なトレーニングです。
カウンセリング、デッサン、ダイヤグラムを通して仕上がりのヘアスタイルのイメージと
カット方法が固まったら、ようやく実際のカットに入ります。
まずは、ベースカットと言って、ウェット(濡れた状態)で、
ヘアスタイルのベース(土台)をカットしていきます。
ベースカットが終わったら、一旦ドライヤーで乾かして、
ウェットではわからない髪のクセの状態やボリュームを出していきます。
次にドライ(乾いた状態)でディティールをカットしていきます。
髪のクセやボリュームをピンポイントでセニング(間引く)したり、
フォルム(ヘアスタイルの型)調整などをしていきます。
このドライカットは、モデルさんやゲスト様がご自身でスタイリングするときにも
再現性の高い自然なスタイルに仕上げることができるというメリットがあります。
どのプロセスもとても重要なので、湯田も常に真剣です。
最後は、スタイリングでフィニッシュです。
鏡で全体のバランスを見ながら、スタイリング剤で
ヘアスタイルのディティールを仕上げて行きます。
今回湯田のトレーニングで仕上がったスタイルはこちら。
2ブロックのショートレイヤースタイル。
どれほど上達しても、トレーニングで反省点がなくなるようなことはきっとありませんが、
毛先の束感や動きに留意したことがよくわかり、
湯田のスタイリストとしての姿勢が良い感じに出ている作品になったと思います。
スタイリストデビューに向けて日々トレーニングを続けている湯田。
スタイリストになるにも、なってからも、日々進化を望まれるこの仕事ですが、
今後の湯田の成長が僕にはとても楽しみです。
ゲストの皆さまもどうか温かい目でご支援いただければ嬉しいです。
近いいつか、湯田のスタイリストデビューのお知らせを
またこのブログでさせていただけると思いますので、その日をどうかお楽しみに！
先日あるゲストさまからスタイリストとアシスタントの違いを聞かれました。
そのかたのイメージとしては、スタイリスト＝理美容師の免許を持っている人、で
アシスタント＝免許取得前の人、そんなふうな区分だと思っていたんだそうです。
実際はというと、スタイリストやアシスタントに資格などの明確な定義づけは無いので、
各サロンの基準に委ねられていることがほとんどです。
ただし、国家資格である理美容師の免許なしに技術サービスを行うことはできませんので、
技術アシスタント＝理美容師免許取得前の人、というイメージだけは×ということになりますね。
理美容師はアシスタントと呼ばれるスタッフであっても、国家試験に合格した免許取得者。
免許取得に必要な知識も技術も備えた状態で、各サロンへ就職していますのでご安心くださいね！
ちなみに弊社サロンでは、技術者として採用されたスタッフ全員に
弊社独自の教育カリキュラムにのっとってトレーニングを行ってもらい、
およそ数十項目のずつある課題をクリアするごとに技術＆筆記試験が行われ、
試験に合格するごとにアシスタントレベルが１ランクアップ、
アシスタントの最高ランクをクリアするとスタイリスト試験へむけた
新たなトレーニング課題にチャレンジしてもらうことになっています。
スタイリスト試験もアシスタントと同様にランクアップ制になっていて
スタイリスト最終試験に合格するとサロンワーク上のスタイリストという肩書に昇格します。
今回は、そんなDEF CUTZの教育カリキュラムの中で、
現在スタイリスト昇格に向けて日々カットトレーニングに勤しんでいる、
湯田のトレーニング中の様子を少しご紹介したいと思います。
たとえトレーニングでも、対人でのカットをするにあたって一番大切なのはゲストとのイメージ共有。
まずはゲスト役のカットモデルさんのご要望をしっかり伺ってからスタートします。
頭の骨格や髪質を確認し、カットモデルさんのイメージするヘアスタイルを
どのように具体化するかブラッシュアップ。
その仕上がりイメージを今度はカットモデルさんに逆共有していただけるようにしっかり説明します。
ヘアスタイルのイメージ共有がしっかりできたら、今度は
ヘアスタイルのデッサンを頭の中に起こして、ダイヤグラム(ヘアスタイルの設計図)として描き出します。
ダイヤグラムを描くことは、ヘアスタイルの構造をしっかり分析して、
そのスタイルをイメージどおりに具体化するにはどのようにカットしたらよいかを決定し、
カットする上での道しるべとなる重要なプロセスになるので、とても大切なトレーニングです。
カウンセリング、デッサン、ダイヤグラムを通して仕上がりのヘアスタイルのイメージと
カット方法が固まったら、ようやく実際のカットに入ります。
まずは、ベースカットと言って、ウェット(濡れた状態)で、
ヘアスタイルのベース(土台)をカットしていきます。
ベースカットが終わったら、一旦ドライヤーで乾かして、
ウェットではわからない髪のクセの状態やボリュームを出していきます。
次にドライ(乾いた状態)でディティールをカットしていきます。
髪のクセやボリュームをピンポイントでセニング(間引く)したり、
フォルム(ヘアスタイルの型)調整などをしていきます。
このドライカットは、モデルさんやゲスト様がご自身でスタイリングするときにも
再現性の高い自然なスタイルに仕上げることができるというメリットがあります。
どのプロセスもとても重要なので、湯田も常に真剣です。
最後は、スタイリングでフィニッシュです。
鏡で全体のバランスを見ながら、スタイリング剤で
ヘアスタイルのディティールを仕上げて行きます。
今回湯田のトレーニングで仕上がったスタイルはこちら。
2ブロックのショートレイヤースタイル。
どれほど上達しても、トレーニングで反省点がなくなるようなことはきっとありませんが、
毛先の束感や動きに留意したことがよくわかり、
湯田のスタイリストとしての姿勢が良い感じに出ている作品になったと思います。
スタイリストデビューに向けて日々トレーニングを続けている湯田。
スタイリストになるにも、なってからも、日々進化を望まれるこの仕事ですが、
今後の湯田の成長が僕にはとても楽しみです。
ゲストの皆さまもどうか温かい目でご支援いただければ嬉しいです。
近いいつか、湯田のスタイリストデビューのお知らせを
またこのブログでさせていただけると思いますので、その日をどうかお楽しみに！
