こんにちは、DEF-LIMITEDの谷井です^^
「なんだかすっきりしない…」
睡眠時間はしっかりとっているはずなのに、なぜだろう…
と思う日が多くなったそんな時に、
本屋さんで目に止まった「最高の休息法」という本。
皆さまは、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という言葉を知っているでしょうか?
DMNとは、内側前頭前野、後帯状皮質、楔前部、下頭頂小葉などから構成される脳の回路を意味し、
脳が意識的な活動をしていないアイドリング状態でも動き続けることがあるそうです。
意識的な作業に必要な脳の消費エネルギーは5%。
この回路(DMN)が働いていると、脳の消費エネルギーは60~80%を占めるそう…!
「何もしていないのに、なぜか疲れが取れない」という人は、このDMNに過剰な活動を許してしまっているのかもしれません。
私も確かに、ぼーっと過ごしたいたのに、身体を休めたはずなのに、疲れが取れないという経験がありました!
この本によると、脳疲労は肉体疲労とは根本的に違うので、どれだけ身体を休めてもしらない間に蓄積され、
それが慢性化すると、人生のあらゆるパフォーマンスが低下し、ひどいときには心の病へと至ってしまうようです。
またアメリカの精神医療は脳をひとつの臓器として扱い、日本では一般的な薬物治療ではなく、
TMS磁気治療などで先端脳科学の成果をもとにそれにダイレクトに治療し、
副作用のある薬に頼らなくても心の不調を改善できるようになってきているそう。
それはカウンセリングの分野でも、瞑想などを含んだ行動療法などの領域にも脳科学が入り込み、
ただのリラクゼーションとは根本的に違うとして、マインドフルネス(=瞑想)などを通じた脳の休息法が、
脳によい変化をもたらし、その人の思考を変え、科学的に脳を癒すことができると実証されているようです。
「物理的な疲労以上に、疲労感とは脳の現象である」※同書抜粋
脳のすべての疲れやストレスは、過去や未来から生まれます。
すでに終わったことに病んでいたり、これから起きることを不安に思っていたり、心がさまよい「いまここ」にない状態です。
過去や未来から解放されることがマインドフルネスの目的であり、ながら行動(自動運転)が多い日々により疲れきった心を、
「いまここ」にいる状態だと体得することで、脳が休息できる。
ですから、マインドフルネスを長期実践するほど、脳のONとOFFの切り替えができ、疲れにくい脳を自分で構築できるのだそうです。
この本で紹介されている、7つのマインドフルネス呼吸法(瞑想法)の中の一部を抜粋してお伝えすると、
〇マインドフルネス呼吸法
姿勢を正し、目を閉じます。体の感覚に意識を向け、鼻を通る空気、呼吸の深さなどを感じながら
身体の感覚を聞いてあげます。
〇モンキーマインド解消法
自分の心は駅のプラットホーム。考えが行き交う場所でしかありません。
騒々しい雑念(同書ではサルに例えています)が来たとしても、いずれは必ず去ります。
心の中に常に空きスペースをつくることで、心に余裕がうまれます。
「考えている自分」と「考えている物事」を同一視しないことがとても大切。
※これを同一視してしまっている場合、伝えられたこと・言われたことを「物事」と捉えられず
「自分」が否定・攻撃されたように感じ、悲しみや怒りがうまれてしまうようです。
半年前くらいにこの本に出合って以降、眠る前に実践するようになると、以前よりとてもこころが軽くなり、
ひとつひとつの事柄をクリーンに受け止め、物事を考えられるようになったと思います。
ぴりぴりしてしまったり、考えても答えの出ないネガティブな気持ちになってしまっても
「またこのサル(雑念)が騒いでいるな...」と気が付けることで、そのサルと向き合い解決し、
同じ雑念によるこころがざわつきを短時間で切り替えられるようになりました。
「脳構造」が変われば「ストレスの捉え方」も変えられる...!
日々、がんばっている皆さま、本当におつかれ様です。
「脳」と上手に付きあって、1度きりの人生です、楽しみたいですね^^
マインドフルネス呼吸法、気になるかたは実践してみる価値ありです♪
今日は私のおすすめの本をご紹介しましたが、皆さんは、おすすめの本ってありますか?
あるよ!という方は、ぜひぜひ教えていただきたいです^^!
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さて、2018年も残り少なくなってまいりました!
12月19日以降の年末のご予約がどんどん埋まってきております!
ゲスト様のご予定が分かり次第、お早めにお電話いただけると嬉しいです
ゲスト様にお会いできることを、楽しみにお待ちしております^^