こんにちはDEF-LIMITEDの荒井です。
先日、以前から気になっていた映画「
セッション」を観てきました。
サンダンス映画祭でのグランプリと観客賞受賞を筆頭に、
アカデミー賞5部門にノミネート、3部門で受賞と
映画界に大きな旋風を巻き起こした映画です。
主演は青年役に『ダイバージェント』などのマイルズ・テラー、
教師役に『JUNO/ジュノ』などのJ・K・シモンズ。
J・K・シモンズは、最近では映画スパイダーマンで
主演のピーター・パーカーがカメラマンとして働いている新聞社「デイリー・ビューグル」の社長役も演じていましたね。
映画のストーリーとしては
ジャズドラムを学ぼうと名門音楽学校に入った青年と、
その彼にすさまじいスパルタ的指導を行う教師、ふたりの姿を追い掛けていく音楽ドラマになっています。
しかし音楽ドラマと一言ではいえど、なかなかハードでスピード感もある見応えたっぷりの映画で、
ストーリーだけでなく、マイルズの繰り出すパワフルなドラミングにもしっかり圧倒させられます。
監督は『グランドピアノ 狙われた黒鍵』などの脚本を手掛けてきたデイミアン・チャゼル。
監督としてはこれが第2作目となるのだそうですが、実は彼はかつてミュージシャンになろうとして高校でジャズ・ドラムに打ち込んだことがあり、
その時に厳格な音楽教師の指導を受けたことが、のちにこの出世作「セッション」を作る際に大いに役立ったのだそうです。
リアル感のある狂気と恐怖の演出はさすが経験者ならでは!という感じでしょうか。
後半にいくにしたがってどんどんのめりこめるストーリーと
読めそうで読みきれない展開に胸がすきました!
どこの映画館でも放映しているという映画ではないのですが、
それでもかなりお勧めできる作品に出会えました。
お時間のある方はぜひご覧になってみてください。面白いですよ!